2013-12-31

創世記

【天地の創造】
初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。

神は言われた。
「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」
神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。

神は言われた。
「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」
そのようになった。
神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。神は言われた。
「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」
そのようになった。地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。
夕べがあり、朝があった。第三の日である。

神は言われた。
「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ。」
そのようになった。神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第四の日である。

神は言われた。
「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」
神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。神はそれらのものを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
夕べがあり、朝があった。第五の日である。

神は言われた。
「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」
そのようになった。神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て、良しとされた。神は言われた。

「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
神は御自分にかたどって人を創造された。
神にかたどって創造された。
男と女に創造された。
神は彼らを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
神は言われた。
「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」
そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

(創世記第1章1〜31節)


天地万物は完成された。第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。
これが天地創造の由来である。

(創世記 第2章1〜4節)

2013-12-29

今週の聖句 12月29日〜1月4日

詩篇126篇

都もうでの歌

主がシオンの繁栄を回復されたとき、
われらは夢みる者のようであった。

その時われらの口は笑いで満たされ、
われらの舌は喜びの声で満たされた。
その時「主は彼らのために大いなる事をなされた」と
言った者が、もろもろの国民の中にあった。

主はわれらのために大いなる事をなされたので、
われらは喜んだ。

主よ、どうか、われらの繁栄を、
ネゲブの川のように回復してください。

涙をもって種まく者は、
喜びの声をもって刈り取る。

種を携え、涙を流して出て行く者は、
束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう。

2013-12-26

‖年の瀬のどや街ラザロさん‖

おかげさまで無事に横浜のホームレスの人のところに温かい飲み物や発熱する靴下、日用品などを届けることができました。
明日から年末年始に泊まれる寮が開くそうで、今日はいちばん多かったと思います。

今回特徴的だったのは、テントを使っている人がいたことでした。ディスカウントショップで2,000円で売っているそうです。それでも買うことができない人もいて、ラザロさんの間にも持つ人と持たざる人の差があるように思いました。
しかしテントは風をしのぐだけで、寒さはあまり防げないそうです。寿町は宿代が高いので、そこから出て、横浜スタジアムの周りにテントをはっている人もいます。

昭和9年生まれの人は、年金を受け取っていますが、健康保険の更新をしなかったため、足が悪くても医者にかかれず、今度年金を受け取る時に相談するそうです。
59歳の佐藤さんは会うなりずっと涙を浮かべて、私たちが持っていったものをありがたがってくれました。「わたし2年目になるんですが、生活保護を受けてもいいんでしょうか?いろいろいう人もいますから、どうでしょうか?」私は「佐藤さんのような方のためにあると思います」と答えるとホッとしていました。なんとか年を越したいと言っていました。

和尚からのコートは、上着を持っていなかった人と、地下道で休んでいた方に渡しました。ありがとうございます。

途中からは雨が降って来て、これは初めてのことでした。また地下道は匂いが余りなく、不思議に思いましたが、これまでもあった大型換気扇が回っていて、近くの人とは大きな声で話さないと聞こえないくらいでした。
これから気をつけて帰ります。

報告者・中井町議
戸村裕司

2013-12-23

聖書物語

【イエスの誕生】

そのころ、ローマのアウグスト皇帝(紀元前3年〜紀元14年在位)は、世界じゅうのものに戸籍登録をするようにという、おふれをだしました。この登録は、税金をとりたてるためのもので、クレニオがシリヤの総督であったときに、はじめてなされました。

人びとは、登録をするために、みんな自分の生まれ故郷へ帰っていきました。ヨセフもガリラヤの町ナザレをでて、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ帰っていきました。それは、ヨセフもダビデの家からでたものだからで、もうすぐ子どもの生まれる妻マリヤといっしょに、登録をしにゆくためでした。

ふたりがベツレヘムにいるあいだに、マリヤは、はじめての子どもを生み、布にくるんで、かいばおけのなかに、ねかせました。そのとき、宿屋は人がいっぱいで、ふたりのとまる場所がなかったからです。

そのころ、羊かいたちが、夜、野宿しながら羊の群れの番をしていました。すると、神のみ使いがあらわれて、神の栄光が、まわりをてらしましたので、羊かいたちは、たいへんおそれました。

すると、み使いが、「おそれるな。わたしは、すべての人びとにあたえられる大きな喜びの知らせを、持ってきたのだ。きょう、ダビデの町に、救い主がお生まれになった。この方こそ、神の子キリストである。あなたがたは、おさな子が布にくるまって、かいばおけにねているのを見るであろう。それが、しるしである」と言うと、きゅうに、たくさんの天の軍勢があらわれ、み使いといっしょになって、神をさんびして言いました。

「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、みこころにかなう人びとに、平和があるように。」

み使いたちが天に帰っていってから、羊かいたちは、「さあ、ベツレヘムへ行って、天使がお知らせくださったことを見てこようではないか」と、くちぐちに言いました。

羊かいたちは、いそいで行って、マリヤとヨセフ、そして、かいばおけにねかしてあるおさな子をさがしあてました。そして人びとに、み使いからこの子のことについて聞かされたことを知らせました。人びとは、羊かいの話を聞いて、ふしぎに思いました。しかしマリヤは、これらのことを、みんな心にとめて、いろいろと考えておりました。

クリオン、食糧支援

クリオン、食糧支援

エスピナさんへ英文日本文

—Our second remittence and the suggestions Dec. 23, 2013

Dear Espina-san,

As we talked through phone yesterday, tomorrow we will make the second remittence of one million Japanese yen (the twice amount than the first one) to you with the suggestions for reconstruction of Culion from Oshochi.

This remittence owes to goodwill donors together with ours all Ainoki Family members.


Suggestions

1. To secure and distribute indispensable ffood and medicine for the time being.

2. To set up farmers' cooporative association to do all the work and securing necessities for recovery of farming -such as tto secure and cultivate the land, to get seeds and seedlings, etc.

3. To set up fishermen's cooporative association to do all the work and securing necessities for recovery of fishery - such as to keep watch poaching or illegal fishing, to purchase boats and gears, etc.

We entrust the leadership for these tasks to you Espina-san - to your ability and experiences.

4. As for the mangrove forest and water, we may have to leave the most of its recovery to the circulation of the nature ffor long period of time. Therefore tthe recovery of the fish breeding and nursery also cannnot be expected in short time.

Here we suggest to plant fast-growing and useful trees suitable to your climate - e.g. banyan trees, bananas, mangos, etc., you name it.


We know that our remittence is very small and far from being enough, but we remit to you with our earnest prayer and hope that it will become a foothold for the recovery and light up hope in people's mind.


Please convey our suggestions and message to Municipal Mayor Mr. Marasigan, and the staffs through you, Espina-san.


Aikawa Oshochi and all AINOKI Group Ainokai


エスピナさんへ

昨日電話で話したように、
おしょちからの復興への提案と共に
第2回目の送金をします。前回の倍額日本円で100万円を送ります。
多くの方の善意のご寄金と私達愛の樹家族からのものです。


1、当面の食糧、医薬品の確保と支給。

2、農業再生に向けて、農民達の協同組合を設立し、土地の確保耕作、種や苗の購入など全て組合で行う。

3、漁業再生に向けて、漁業協同組合を立ち上げ、密漁の監視。舟や魚具の購入など、全て組合で行う。

エスピナさんの経験とリーダーシップに委ねる。

4、マングローブの森や沼地再生は、その大部分を長い時間をかけて自然の循環に委ねざるを得ないだろう。
従って、養魚場の再生も簡単ではないだろう。

そこで、先ずは陸に、気候に合い、また成長が早く役立つ木々を植えていく。例えば
ガジュマル、バナナ、マンゴーなどか?


私達の送金は大変に小さく、充分からは遥か遠いものですが、皆さんの復興への足掛かりとなり、小さな希望の灯になることを切に願ってやみません。


以上エスピナさんを通じて、どうか
マラシガン市長始めスタッフ の皆様にもお伝え下さい。


愛川おしょち始め
「愛の樹」グループ愛の会一同より




















2013-12-22

今週の聖句 12月22日〜28日

詩篇 125篇

都もうでの歌

主に信頼する者は、動かされることなくて、
とこしえにあるシオンの山のようである。

山々がエルサレムを囲んでいるように、
主は今からとこしえにその民を囲まれる。

これは悪しき者のつえが
正しい者の所領にとどまることなく、
正しい者がその手を
不義に伸べることのないためである。

主よ、善良な人と、
心の正しい人とに、さいわいを施してください。

しかし転じて自分の曲った道に入る者を
主は、悪を行う者と共に去らせられる。
イスラエルの上に平安があるように。

2013-12-20

エスピナさんからオシヨチへの手紙

カズコ姉を通して

大切な先生へ

平和と愛を!救い主イエス・キリストが私達全てと共にあられますように。


今まで幾度となく先生と皆様への報告が遅れたり出来なかったことに、ここでもう一度先生の前にお許しを乞います。

今、私の人生に於いてこれ以上どうにもやむにやまれぬ強い思いに突き動かされている時はなく、その私の気持ちを申し上げます。
先生の祝福と祈りを失うことが大変に怖いのです。
先生が私達のことを思って下さり赦して下さり、もう一度あなたの父なる愛の中に入れてくださる喜びを感じています。


クリオンからの助けの求めに応じて下さった沢山のご寄金者のお陰で、クリオンが台風ヨランダの大災害から再び立ち上がり復興するために、信仰と兄弟愛と共に、大地を進みました。
この善き仕事を成し遂げようと頑張り、成すことができました。

最悪の被害を受けた地域社会ー土着の人々に食糧を配りました。
生きるための糧である穀物とカシューの農園を全て失い、食べられる物を探しに原野をさまよっていると聞いていた、少数部族の人々です。

被害は実に酷く、住まいを壊され自然の脅威に曝されているため、特に子供たちには大変に苛酷です。

彼らとは、アガペ教育及び栄養補給プログラムによって、貧困から助け出されたという
消えることのない沢山の思い出を共有してきました。
そして今またこのクリスマスの時に、連帯と思いやりの心と、必須物資を携えて訪ねることができて、大変に意味深く感じました。


大切なカズコさんへあなたの寛大な心をお願いでき、とても嬉しいです。私達の心の中であなたは特別な存在です。


大切な愛川先生の同じ弟子同志の一人として、大切な皆様に"メリークリスマスとハッピーニューイヤー"を。
私達の友情と主イエス・キリストとの結合が一人一人にクリスマスの奇跡をもたらしますように。


あなたの僕
エスピナより

クリオン市長からの手紙

クリオン愛の会のエスピナ氏を通して

愛川牧師様

私どもは、
クリオン愛の会によって
パラワン州のここクリオン自治市に変革をもたらして下さった
あなたの行き届いた牧師活動に大変に感謝をして参りました。

クリオン教育及び栄養補給プログラムにより、健全な成長ができる地域社会へと成るために、多大な貢献をしてくださった方として良く知られております。

これまでで、
15年にも渡り人々を貧しさから脱する助けの手を伸べて下さった、唯一最大の方です。

私たちは、あなたの尽きることのない愛の心に深く励まされてきました。このご援助に、そしてこれからのお力添えに深く感謝致します。

クリオンは11月7日8日の台風ヨランダという自然界の猛威によって壊滅状態になりました。

この小さな島の町も遠く離れた地域社会も、
補助基盤も医療もやられたため、人々は
大変な状態の中を堪え忍んでいます。

クリオン愛の会は、州、国、NGO、他の政府組織を含めた寄付、寄贈者達と共に、食糧や衣類の配給要請に応じました。

このように共同して困窮の中にいる人々に対して、最大の努力と献身をしていますが、どうにもならないほど必須物質全てが足りないものばかりです。
特に薬と食物が必須です。

こうした中、市の予算は逼迫しており、地域の農業、漁業、そして土地、の復興が切迫した問題です。

家も船も壊された沿岸の漁民たち、そして元々ぎりぎりの生活に追いやられてきていた農民たちへの対応が最も緊急です。

このクリオンが経済的に立ち直るために、善意の対応をしてくださった愛川牧師の祝福と祈りに、感謝致します。

クリオンへの変わらぬご支援によって灯してくださった復興の灯火に希望の光を見、深く感謝を申し上げます。

敬具

クリオン自治市市長
エミリアーノ マラシガン 2世

2013-12-19

エスピナさんと電話そして報告メールと写真が来ました。

詳しい内容はまた明日になりますが、


1、マラシガン市長からオショチへの礼状

2、エスピナさんからオショチへの手紙

3、送金への支出の詳しい報告

4、市による災害状況報告

5、マラシガン市長から
パラワン州の食糧を司るマネジャー宛の、手紙

6、マングローブの被害についてのエスピナさんへの報告

7、被害状況の写真48枚

8、援助食糧配給の写真26枚

です。


電話は、
報告が遅れたことをとても気にしていて
ニーニャもティンティンも出来ない状況で、
ようやく市の関係の人から送信した。

携帯がカラバオで壊れてしまったので、インダイが使っていたものを今使っている

発電施設が復旧したが、今は、昼の12時から夜中の12時の12時間だけ供給されるとのこと。


からだは大丈夫か?と聞いたら、大丈夫だとは言いましたが、
心身共に疲れが感じられる声でした〓無理ないと思いました…


まずは報告書を読んでから、また電話すると話しました。


(手紙や報告書はオトーチと手分けしてやります。
写真は多くてまだ全部開けていません)

愛の樹教会担当者

2013-12-17

忠司へ

おじさん、貴重なお話ありがとう!3センチしか帰ってこなかったその時の心情、当時の情勢、自分なりに精一杯想像してみます。

忠司へ

忠司 この世のなかは
残酷だよ!満州で戦死したおじいちゃんの中身は三センチの木片だったよ! 忠司自分流でフェイスブックに、掲載したらどうだろう?
使命感は何となく分かるもんだよ。だからね、嫉妬から陰口 叩かれても、世の中の不条理との戦いは止めない。正しいことは否定され無視される。承知でやるしかないよ!

身体に気をつけてくれ。
今は其れしか言えない。
おじいさん

Re:=?iso-2022-jp?B?GyRCQ2k7SiRYGyhC?=

忠司 この世のなかは
残酷だよ!満州で戦死したおじいちゃんの中身は三センチの木片だったよ! 忠司自分流でフェイスブックに、掲載したらどうだろう?
使命感は何となく分かるもんだよ。だからね、嫉妬から陰口 叩かれても、世の中の不条理との戦いは止めない。正しいことは否定され無視される。承知でやるしかないよ!

身体に気をつけてくれ。
今は其れしか言えない。
おじいさん

忠司

おじさん、俺ね小笠原の硫黄島に骨拾いに行きたいんよ。日本に戻してやりたい。なんでほったらかしなのかわからないよ。戦争なんて悪いにきまってる。ただ戦争の是非はともかく戻してやりたい。沖縄にしろほったらかしになってるの何年か前に初めて知ってショックだった。なんかいい方法ないかな。

クリスマスキャロル

〈物語の概要〉
スクルージとマーレイの亡霊作品の主人公は、エベネーザ・スクルージという初老の商人で、冷酷無慈悲、エゴイスト、守銭奴、人間の心の暖かみや愛情などとはまったく無縁の日々を送っている人物である。ロンドンの下町近くにスクルージ&マーレイ商会という事務所を構え、薄給で書記のボブ・クラチットを雇用し、血も涙もない、強欲で、金儲け一筋の商売を続け、隣人からも、取引相手の商人たちからも蛇蝎のごとく嫌われている。7年前の共同経営者であるジェイコブ・マーレイの葬儀においても、彼への布施を渋り、またまぶたの上に置かれた冥銭を持ち去るほどであった。

明日はクリスマスという夜、事務所を閉めたあと自宅に戻ったスクルージは、7年前に亡くなったマーレイ老人の亡霊の訪問を受ける。マーレイの亡霊は、金銭欲や物欲に取り付かれた人間がいかに悲惨な運命となるか、生前の罪に比例して増えた鎖にまみれた自分自身を例としてスクルージに諭し、スクルージが自分以上に悲惨な結末を回避し、新しい人生へと生き方を変えるため、3人の精霊がこれから彼の前に出現すると伝える。

3人の精霊[編集]スクルージを訪ねる3人の精霊は、「過去のクリスマスの霊」、「現在のクリスマスの霊」、そして「未来のクリスマスの霊」である。

過去の精霊は、眩く輝く頭部に蝋燭の火消し蓋のような帽子を持った、幼くも老成した表情をした霊。スクルージが忘れきっていた少年時代に彼を引き戻し、孤独のなかで、しかし夢を持っていた時代を目の当たりに見せる、また青年時代のスクルージの姿も見せ、金銭欲と物欲の塊となる以前のまだ素朴な心を持っていた過去の姿、そしてかつての恋人との出会いからすれ違いによる破局を示す。スクルージは耐え切れなくなり、彼から帽子を奪い無理矢理被せて光景を消した。

スクルージと第2の精霊次に出現するのは現在のクリスマスの精霊。スクルージが見上げる程の長身に冠とローブを纏い燃え盛る松明を持った、クリスマスの御馳走と贈り物に囲まれた霊である。「私には1800人以上兄弟がいるが、会ったことはないか」と豪語する(本作の書かれた年代が1843年のため)。彼は、スクルージをロンドンの様々な場所に導き、貧しいなか、しかし明るい家庭を築いて、ささやかな愛で結ばれたクラチットの家族の情景、伯父を呼べなかったことを惜しみながらも知人達と楽しい夕食会をしているフレッドの姿を見せる。またクラチットの末子ティムが、脚が悪く病がちで、長くは生きられないことを示す。スクルージがそれにうろたえると、彼が寄付を頼みに来た紳士に対して発した「余分な人口が減って丁度いい」「牢屋や救貧院はないのか」等の言葉を自身、またローブの下の「無知」「貧困」の子供達の口から投げかける。

現在の精霊と共に世界中を飛び回って見聞を広めたスクルージは、疲れ切って眠る。そして再度目覚めると、そこには真っ黒な布に身を包み、1本の青白く細い手だけを前に差し出した、不気味な第3の精霊・未来のクリスマスの精霊がスクルージを待っている。

スクルージは、評判の非常に悪い男が死んだという話を聞くが、未来のクリスマスには自分の姿がない。評判の悪い男のシーツに包まれた無惨な死体や、その男の衣服まではぎとる日雇い女。また、盗品専門に買い取りを行う古物商の老人や、その家で、盗んできた品物を売りに老人と交渉する3人の男女の浅ましい様などを見る。ここでスクルージは、その死んだ男が誰なのかを確認することはできなかった。

また、クラチットの末子ティム少年が、両親の希望も空しく世を去ったことを知る。そして草むし荒れ果てた墓場で、見捨てられた墓碑に銘として記されていた自らの名をスクルージは読む。

スクルージは激しい衝撃に襲われる。しかし、クリスマスの始まる夜明けと共に、彼が経験した悪夢のような未来が、まだ変えることができる可能性があることを知る。彼はマーレイと3人の精霊達に感謝と改心の誓いをし、クラチット家に御馳走を贈り、寄付を再会した紳士達に申し出、フ
レッドの夕食会に出向く。そしてその翌日、クラチットの雇用を見直すとともに彼の家族への援助を決意する。

のちにスクルージは、病気も治ったティムの第二の父とも呼べる程の存在となり、「ロンドンで一番クリスマスの楽しみ方を知っている人」と言われるようになるのだった。

2013-12-15

クリオン

田中久美子さんこんにちは。クリオン島をご存知とは奇遇です
今から26年前、ハンセン病の夫人のSOSでクリオン島の恵まれないご家族のお子さん達の教育支援に乗り出しました。クリオン島はハワイのモロカイ島と並ぶハンセン病の二大隔離島でした。あまりの悲惨さに黙って居られずミッションを三回派遣し、アガペ教育プログラムを立ち上げました。美しい風景に恵まれた島を維持出来たのは、海賊も感染を恐れたからだと言われていました。
アガペ教育プログラムでは約二万人のお子さん達が教育支援を受けてそれぞれ独自に旅立ちました。きっかけはともあれ、肝硬変で三ヶ月の命の置き土産が教育支援でした。クリオン島の弟子、エスピナさんはクリオン市議、パラワン州議員を努めて今はクリオン市長の相談役です。台風の被害状況は詳しく調べることは不可能です。携帯電話の普及が太陽エギーに頼りですからインフラが破壊的壊滅状況では通じなくて、心配しています!皮肉なことにクリオンの支援がなければ、26年前私はこの世を去っていました。運命の不思議、奇跡を感じます!
まだまだこれからいろいろ支援します。

愛の樹オショチ†

今週の聖句 12月15日〜21日

詩篇 124篇

ダビデがよんだ都もうでの歌

今、イスラエルは言え、
主がもしわれらの方におられなかったならば、

人々がわれらに逆らって立ちあがったとき、
主がもしわれらの方におられなかったならば、

彼らの怒りがわれらにむかって燃えたったとき、
彼らはわれらを生きているままで、のんだであろう。

また大水はわれらを押し流し、
激流はわれらの上を越え、

さか巻く水はわれらの上を越えたであろう。

主はほむべきかな。
主はわれらをえじきとして
彼らの歯にわたされなかった。

われらは野鳥を捕えるわなをのがれる
鳥のようにのがれた。
わなは破れてわれらはのがれた。

われらの助けは天地を造られた主のみ名にある。

2013-12-14

クリオンパラワン

エスピナさんもニーニャも、携帯電話全く繋がらない日々が続いています。
エスピナさんがカラバオに食料を届けに出発した前夜に、ニーニャが、電気が電気がと言っていました。

前回の何日間かは、奇跡的に繋がったとしか思えません。

元々早くて半年はかかる覚悟でいました。
未だに固定電話の回線は無い島です。復旧にどれほどかかるのか?

エスピナさんの送金先銀行の電話番号の調べがつき、かけましたが、2回線ともやはり同じ状況です。

皆の食料は?飲料は?
心配は尽きませんが
今のところ成す術が見当たりません。

愛の樹教会

シラ書

【幸いな人】
口を滑らすことのない人は幸いだ。
罪を悔やむ思いに苦しめられることがない。
良心にやましいことのない人、
希望を失うことのない人は、幸いだ。

【欲深い人間】
金に細かすぎる人に、富はふさわしくない。
物惜しみをする人に、金銭は何の役に立つのか。
生活を犠牲にしてまで蓄える人は、
他人のために蓄えるようなものだ。
その蓄えで、ぜいたくをするのは他人なのだ。
自分を痛めつけて、
だれかに楽をさせようとでもいうのか。
その人は決して自分の財産を楽しむことはない。
自分のことで物惜しみする人ほど
痛ましい者はない。
それこそは、その人の悪の報いである。
欲深さを忘れて善を施しても、
結局は、その性根を暴露する。
欲深な目つきの人間は、蓄財に身を削り、
困っている人から顔を背け、見ぬ振りをする。
貪欲な目は、自分の持ち分に満足せず、
蓄財に身を削るという悪は、魂を干からびさせる。
蓄財に身を削る者の目は、パンを惜しみ、
その食卓は貧しいかぎりだ。

【生きているうちに富を活用せよ】
子よ、分に応じて、財産を自分のために使え。
主に対しては、ふさわしい供え物を献げよ。
次のことを心に留めよ。死は必ずやって来る。
しかし、陰府の定めはお前に示されていない。
生きている間、友人に親切を尽くしておけ。
できるかぎり手を差し伸べて、援助せよ。
一日だけの幸せでもそれを逃すな。
良い楽しみの機会を見過ごすな。
お前が苦労して得たものは、他人の手に渡り、
汗の結晶も、くじで分配されてしまうではないか。
与えよ、受けよ、心を楽しませよ。
陰府で楽しみをどうして求めえようか。
生あるものはすべて、衣のように古びてしまう。
「なんじ、死すべし。」これは昔からの定め。
枝先に揺れる葉も、
散ってはまた芽生え出る。
血と肉である人間の世代も、
ひとつが終われば、他のものが生まれる。
すべての業は朽ち果てて、
人は、その業とともに消えて行く。

【知恵を持つことの幸い】知恵に深く思いを寄せる人、
英知をもって理を究める人は、幸いだ。
心の中で知恵の道を思い巡らし、
知恵の秘密を深く考える人は、幸いだ。
狩人のように、知恵の後をつけ、
その通り道で待ち伏せよ。
窓越しに知恵をのぞき見る者は、
戸口でも耳をそばだてる。
知恵の住まいの近くに宿る者は、
知恵の家の壁に釘を打ち込み、
その傍らに天幕を張る。
こうして彼は、良い家に住むことになる。
彼は、子供たちを知恵の保護の下に置き、
知恵の枝に守られて夜をすごす。
彼は、知恵の陰に覆われて暑さを免れ、
知恵の輝きに包まれて、そこに宿る。

(シラ書14章1〜27)

2013-12-08

今週の聖句 12月8日〜14日

詩篇123篇

都もうでの歌

天に座しておられる者よ、
わたしはあなたにむかって目をあげます。

見よ、しもべがその主人の手に目をそそぎ、
はしためがその主婦の手に目をそそぐように、
われらはわれらの神、主に目をそそいで、
われらをあわれまれるのを待ちます。

主よ、われらをあわれんでください。
われらをあわれんでください。
われらに侮りが満ちあふれています。

思い煩いのない者のあざけりと、高ぶる者の侮りとは、
われらの魂に満ちあふれています。

犬騒動

よく事情も知らずただ、表面的な非難のための非難が寄せられています。だったら貴方に聞きたい、明日殺されるペットを費用負担してまで代わりに引き取りましたか?皆で大切にしょうと準備万端整えて、皆でジィー〓と話しているとき、少年が握っていたリードを急に引っ張り、少年が引き摺られ、倒れ、リードを思わず放した瞬間に全速力で逃亡しました。逃げたのは6日、引き取らなければ5日に熊本保健所でガス室で処分され今は生きていません。手分けして探し回っています。非難されるべき対象者は他ならぬ我々人間ですね。
貴方に命を思いやる優しさが在ると信じます。憶測や感情的な非難、批判は教会責任者の私1人に向けてください!善意の家族を崩壊させないでください!お願いします。
愛の樹教会責任者/牧師・愛川英雄

犬騒動

よく事情も知らずただ、表面的な非難のための非難が寄せられています。だったら貴方に聞きたい、明日殺されるペットを費用負担してまで代わりに引き取りましたか?皆で大切にしょうと準備万端整えて、皆でじぇ〓と話しているとき、少年が握っていたリードを急に引っ張り、少年が引き摺られ、倒れ、リードを思わず放した瞬間に全速力で逃亡しました。逃げたのは6日、引き取らなければ5日に熊本保健所でガス室で処分され今は生きていません。手分けして探し回っています。非難されるべき対象者は他ならね我々人間ですね。
貴方に命を思いやる優しさが在ると信じます。憶測や感情的な非難、批判は教会責任者の私1人に向けてください!善意の家族を崩壊させないでください!お願いします。
愛の樹教会責任者/牧師・愛川英雄

2013-12-04

無事到着しました

明日、熊本保険所で処分される寸前のワンコ"ふれあいくん"が熊本から先ほど、動物愛護ボランティアの方から羽田空港で、無事に教会員に引き取られました。中井の教会に居る二頭と兄弟になります。今まで苦労して来たふれあいくんは安心して暮らせます。動物愛護に尽くされ、お世話くださいました方々に心から感謝申し上げます。

愛の樹教会・代表/牧師/愛川英雄

2013-12-02

エスピナさん一家から電話

‖エスピナさんから‖(japanese,&,english)

昨日、一家でコロンに行き(いつも通り舟で往復)、カラバオの人々のために、米、麺、コーヒー、子供たちにキャンディー、を始め必要な食糧を仕入れてきた。600世帯に配るため、今は一家総出で1世帯分ずつに袋詰めしている。

明日全てを舟に積んでカラバオの少数部族に届ける。

道路は倒れた木々や家々等で、どこも例えバイクでも全く通行不可能なので、舟からは背負って徒歩で運ぶ。

彼らには町から報せが行ったので、カラバオの人達が岸辺で待っていて共に運ぶ。

600世帯に配り終えるのに5日かかる予定。

この報せにカラバオの人々は涙を流して喜び感謝した。
日本の愛の樹愛の会からの援助による
と伝えた。
本当に大きな援助だ!

エスピナさんの体を心配したら、こんな働きを出来る幸せはない!体は大丈夫!と。

インダイもニーニャも彼は大丈夫!と

今回のために、送金20万4,700ペソ(日本円で50万円)の内、15万ペソ下ろした。

再び自分たちをこうして信頼してくれたことに、改めて心底感謝です、と。

この災害に間に合うように主が私たちを再会させて下さった、と話し合いました。


手伝いに帰宅していたニーニャは、明日はパラワン本島に仕事に戻るが、ニーニャの働く会社の真珠養殖場は、台風予報により、出来るだけの措置をしたので、幸い被害は少なくすんだ。
ツナミではないけれど、物凄い大波にさらされた
とのこと。


「Phone from Espina-san and family about distributing foodstuff to the minorities」

"Thanks to your remittance, yesterday we went to Coron to buy a lot of foodstuff - rice, noodle, coffee, candy for the children and other necessities - for the devastated typhoon victims in Carabao Culion, altogether 600 families.
Now we (all our family, Inday, Nina, Tintin and myself) are busy packing these foodstuff for each family at our place.
Tomorrow I am going to the place, at first by boat, then from the nearest coast on foot carrying them on our shoulders with some people from Carabao who will be waiting my arriving there. The roads and paths are blocked by fallen trees and other objects, so walking is the only way to reach the place. It will take five days to finish distributing to all the houses.
I have dispatched a person from the town to let them know our going to them with food owing to the supportive money from Japanese Agape Society of Ainoki.They were overjoyed and express their gratitude weeping. It really is great help!"
Espina-san's word.

I worried about his health condition, then he said,
"I am all right, and happy being able to work for their lives like this owing to you all."

Both Inday and Nina confirmed me, he would be all right.

"For this support, I withdrew 150,000 pesos from the remittance of 204,700 pesos (500,000yen).
I appreciate your reliance on me again from the bottom of my heart. Thank Papa and you all."

We talked that for this disaster the Lord made us reunite just in time!

Nina who have come home to help her father for the Carabao people, will be back to her work in Palawan tomorrow.
"The damage of pearl farms the company had was not so big fortunately as we have well prepared for the typhoon coming beforehand though we have been very busy doing so and taking care of the aftermath. Though it was not tsunami, the wave was very very big."
She said.

Kazuk

2013-12-01

今週の聖句 12月1日〜7日

詩篇 122篇

ダビデがよんだ都もうでの歌

1人々がわたしにむかって「われらは主の家に行こう」
と言ったとき、わたしは喜んだ。

エルサレムよ、われらの足は
あなたの門のうちに立っている。

しげくつらなった町のように
建てられているエルサレムよ、

もろもろの部族すなわち主の部族が、
そこに上って来て主のみ名に感謝することは、
イスラエルのおきてである。

そこにさばきの座、
ダビデの家の王座が設けられてあった。

エルサレムのために平安を祈れ、
「エルサレムを愛する者は栄え、

その城壁のうちに平安があり、
もろもろの殿のうちに安全があるように」と。

わが兄弟および友のために、わたしは
「エルサレムのうちに平安があるように」と言い、

われらの神、主の家のために、わたしは
エルサレムのさいわいを求めるであろう。